ポジティブな掃き溜め

掃き溜めです

インターンを辞退してしまった話

先日、有給長期インターンの面接に行った。

結果から言うと、自ら辞退した。

 

アホか?

いい加減にしてくれ、わたし。

 

ただ本当に無理だった。無理すぎて途中吐きそうになってた。

 

面接官の方はそんなに間違ったことは言ってなかったと思う。

ひとつだけ、

「今のあなた、たぶん何もできないですよね。昔ソフトボール部だったんだって?もしチームにいきなり未経験でデブでメガネの女がきたら「こいつ、ほんとにできんのか?」って思うでしょ。今、そういう印象を俺は抱いてるわけね。」

この発言には「ん?」となってしまった。

体型がふくよかでもメガネをかけていてもソフトボールが上手い人なんて沢山いるし、「デブでメガネのやつは運動できなさそう」というくだらない先入観を残念ながら私は持ち合わせていない。

初対面でも感じるほど、わたしがあまりにも使えなさそうってことが言いたかったんだろうけど、衝撃すぎてしばらく開いた口が塞がらなかった。

ただわたしが使えない人間であることは間違いない。大正解。たいへんよくできました。

 

面接官の方は面接を通して「今のあなたは甘すぎる。」ということが伝えたかったようだった。ありとあらゆる角度からわたしの甘さを指摘してくださった。

これに関しては全くその通りである。わたしはめちゃくちゃ甘えている。

 

学費だって親に払ってもらって、毎日好きな勉強をして、好きなアイドルを追っかけて、自分の望む職業に就きたいとまで思ってる。その上、大した努力もしていない。親のすねに寄生して生きているだけの存在。甘い。甘すぎる。

 

…で、なんなんだ。んなこた自分が一番分かってんだわ。分かってて、それでもなお、こんなゆるふわライフを送ってんだわ。

 

まあ、つまり、クソほど図星だった。かなり痛いところを一時間弱えぐられ続けた結果、メンブレしたわたしはインターンをお断りしてしまった。ただそれだけの話。

わざわざ時間をとって面接をしてくださった企業の方には大変申し訳ないことをした。

 

しかしこれで分かった。わたしはぬくぬく温室育ちのいけ好かないお嬢ちゃんでしかないわけ。それでいて「甘えること」に罪悪感を抱いてしまう、中途半端な野郎なわけ。

 

なのでわたしは決めた。そんなしょうもない罪悪感など捨て去ってしまおう、と。

ここで「今までの甘えていた自分を悔い、心機一転頑張ります!」と言えるほど、わたしは立派な人間ではない。

 

結局、誰かに甘えながら自分のことをずっとヨシヨシしてないと生きていけない人間なのだ。

 そして、4年生になって就活もせず、だからといって他に何かを頑張っているわけでもなく、生産性のカケラもない日々を送っているだけのわたしのような人間は、この社会の尺度で評価すると”できない”人間なのだ。

 

社会の尺度が狂ってるのか、わたしが狂ってるのかは分からないけど。

”できない”人間って、何ができないのかはよく知らないけど。